本日は7時半に出勤。ところがもたもたしているうちに9時出庫。出発前に一息入れて気持ちを落ち着かせて、さあ行くぞと思ったらETCカードを忘れていたり、日報に記載漏れがあってあたふたしたり。ただ、ある程度出庫が早くなったり遅くなったりしても帰庫で帳尻を合わせればOK。極端な話、寝坊して遅刻してもそれで1日欠勤ということはない。不眠気味の自分としては助かる。
さて、出庫後500m走ったらお客さん。660円。その後すぐに手が。660円。朝のワンメーターのお客さんは、距離が近いから道も簡単だし、最高のウォーミングアップになる。都心方向へどんどん連れて行ってもらう。ところが山手線内に入る寸前で荻窪へ。仕切り直しということで青梅街道を新宿方面へ向かうと、2回で山手線の内側へ。すぐに都心に入るか池袋or渋谷経由で行くか考えた末、初日に初めてのお客さんを乗せた池袋に行くことに決定。ただ明治通りを行くのも芸がないと思い高田馬場をまわって行こうとしたら、早稲田通りに入ってすぐお客さん。中野区まで(笑)。そりゃまあ方向からいってそうなるよなあ…反省。
再び青梅街道で仕切り直し。今度は手が挙がらないので新宿西口から南口へまわって駅を通過。ふと見ると南口から少し離れたところにタクシー乗り場発見。お客さんもタクシーもいない。これは着ける価値がないということかなあと思ってスルーすると、すぐ後の空車が止まって、バックミラーで見えているうちにお客さんを乗せている。チャンスだったのか?
新宿通りに入って何度かお客さんを乗せるうちに青山霊園へ。ちょうど1時になったので、南青山のたまり場へと移動。ここは公園・トイレ・ごみ箱と一通り揃っているからしっかり休むのに適しているけど、他にもこういう場所を見つけておかないといちいち移動のロスがあるし、移動中にお客さんがあったら休むタイミングを逃してしまう。余裕ができたら緑の多いところを狙って行ってみよう。
ここで1時間休憩。おにぎりを食べて、アラームで目が覚めるまで30分寝る。台風が接近しているせいか、エアコンを一杯にしても暑いくらいで、大量の寝汗をかいてしまう。まあ車がポンコツのせいもあるに違いない。顔を洗って再始動。
ここからだと六本木ヒルズか西麻布が近い。というか他に行くべき場所がわからない(笑)。前回けやき坂で嬉しいことがあったので、今回もそのコース。けやき坂を下ったところの信号で右折しようと待っていると、右折した先で女性2人組が手を挙げている。信号が青になり、そのうち1人が前の車に乗り、もう1人が自分のほうに手を振っている。先に止まった車の前に出ようとすると、その車もじわじわ前に出てくる。ドアが開けられないので更に前に出て、交差点から10mくらい先まで進んでしまう。お客さんは小走りで追いかけてくる。あちゃー、前のタクシーが行ってから後ろに止めればいいんだよ(笑)。とにかく早くドアを開けることしか考えていなかった…アホ。
行先は芝園橋。お、地理試験で出たぞ。確か日比谷通りだ。それならまっすぐ行けば…と一瞬思い込みをやらかしそうになったけど、我に返って
「どのコースで行きましょうか」
「じゃあまっすぐ行って一の橋で右折するか、右折が混んでたらその先で右折してください」
「かしこまりました」
危うく黙って真っ直ぐ行ってしまうところだった。怖い怖い。(目的地は芝園橋交差点の西側だったから日比谷通りに出ると反対側になってしまう。)
さて、このあたりの地理はさっぱりわからないので、勉強も兼ねてぐるぐる回ってみることに。ふむふむ、橋がいっぱいあるな、などとナビを見ながら走っていると、前から気になっていた麻布十番通りに向いて一の橋の交差点にいた。一通の商店街。ちょっと勇気を出して入ってみると、すぐにお客さん。
「しのはしまで」
しのはし?篠橋?わからん。
「しのはしまではどのコースで行きましょうか」
「ん?そこの道に入ってまっすぐね」
「かしこまりました」
一方通行の細い道に入って坂を上がる。くねくねと曲りながら行くと変な形の交差点にさしかかる。広いほうへということで斜め左に行こうとしたら
「右、右!」
「は、はい」
まっすぐと言われてなるべくまっすぐ行こうとしてしまった…。どうやらちょっと怒っているご様子。そのまま進むと坂を下って『四の橋』の交差点。これかー!(笑)。一の橋から四の橋まで、そういう名前の橋があるなあとは思っていたけど、読みを知らなかった。
ここからは天現時橋を通過してガーデンプレイスに上がる。木陰で休憩でもしようかと思っていたら手が挙がる。中目黒へ行き、降ろしたところでまたお客さん。千駄ヶ谷まで。ずっと混んでいて疲れる。ここまで30分。国立競技場の近くでやっと車を停め、シートベルトを外して日報を付けているところに、お客さんが近寄ってくる。慌ててドアを開けると、「池袋まで」。明治通りの指定で、渋滞の中30分以上かけて池袋へ。そこですぐ近くへのお客さん。またすぐに巣鴨へのお客さん。結局、3時半に休憩をとろうと思いついて、お客さんが途切れたのは2時間後。営業的には素晴らしいことだけど、休みナシというのは疲れるなあ…。反省点としては、千駄ヶ谷でちゃんと回送に入れるなりしていればよかった。
巣鴨まで来てしまったので、休憩と夜の営業への準備を兼ねて小豆沢のスタンドへ行ってみることにする。ガスは4分の1強。しばらくはいけるけど、万が一ロングのお客さんに当たったら困るから(笑)。中山道を下る方向なら手が挙がっても問題ないだろうと走っていると、板橋区役所前でお客さん。近くの病院まで。すぐUターンして中山道に戻る交差点で止まっていると、若い女性が目を合わせるでもなくすたすたと近付いてきて、ドアの後ろでぴたっと止まっている。お?とドアを開けると「巣鴨まで」(笑)。やっぱり中途半端は良くない、ちゃんと回送に入れないと!自分に喝!
ここまでくると、もう都心に戻ってしまえということで、白山通りを南へ。春日で手が挙がり、水道橋まで。そこでまた麻布十番までのお客さん。何と、15時過ぎに麻布十番から始まって、ぐるっと回って18時半に麻布十番に戻ってきてしまった(笑)。疲れ果てたけど空車表示のまま六本木通りから内堀経由晴海通りで築地まで。銀座は人出がすごかったけど全く手が挙がらず。よたよたとガススタンドに着く。
ガスを入れると急激に疲れが襲ってきて、シートを倒して横になる。ところが眠れない。寝るタイミングを逃すとこうなることがよくある。お腹いっぱい食べれば眠れるだろうけど、起きられないかも…ということで1時間ほどぼーっと休む。
営業再開は20時半。日本橋、八丁堀、京橋あたりをぐるぐる走ってみるけど手が挙がらない。そこで大手町へ向かうと、前の空車をパスして自分の車に寄ってくるお客さん。その車はピカピカの禁煙車だった。ふむふむ、路上喫煙禁止地区をよく調べておかねば。行先は小石川。戻って春日から東京駅。北口で降車後、ロータリーを出て50mのところで手が挙がる。反射的に寄せてしまったけど、こういう場合は乗り場へ誘導するのがマナーというものだろうか??行先は赤坂。すぐにお客さん、仙台坂上へ。ん?なんか聞いたような…そうか、「しのはし」へ行く途中だ。確か愛育病院の北の通りとクロスするところ。大好きなけやき坂の上を通って…と思ったら、六本木5丁目交差点から鳥居坂を下ってまっすぐとのこと。なるほど、こう繋がっていたのか。
時間は22時。多少眠くなってきたけど、この時間帯は頑張ったほうが良いだろうと思い、六本木周辺をぐるぐる走る。ところが手が挙がらない。銀座方面は乗禁で不安だったから、前回休憩した赤坂見附の近くで一休みしようと行ってみる。前回はがらがらだったのに、今日は空車で一杯…。仕方なく青山通りを渋谷方面へ。勉強のつもりで左右の建物をチェックしながら走っていると、宮益坂上で飲み会グループ。渋谷駅へ。どこに着けたらいいですかと聞くと、どこでもいいから近いところと。坂を下って宮益坂下の交差点を渡ったところで止める。人の群れの真ん中で焦ってしまう。ここ切符切られたりしないかな?とビクついていると、次のお客さんが乗り込んでくる。「方向がよくわからないんだけど三軒茶屋まで」。道玄坂を登って玉川通りへ。すいすいと到着。
引き返して青山通りから外苑東通りへ。またたまり場で一服・トイレ。今日は3回も来てしまった。ここからはやっぱり大好きなけやき坂。下って行くと、若い女性の手が上がる。天王洲アイルまで。この時点で0時半。品川から横浜方面へのお客さんを探すべきと判断して港南口へ行ってみるけど、たまにいるお客さんは他の空車に取られてしまう。都心の混雑している道なら流すスピードが緩いから自分でも止まれるけど、がらがらの道は60km/h以上で流しながらさっと止まっている人が多い。自分にはまだ無理…。
品川周辺をうろついた後、やっぱり戻ろうということで第一京浜へ。お客さんはいない。銀座へ行こうか六本木へ行こうか悩んだ挙げ句、まずは一服ということで西新橋へ。まだ何となく腰が引けていて、繁華街の中心に飛び込む勇気がない。30分休憩して、今夜も虎ノ門~赤坂見附~青山1丁目~乃木坂~新一の橋~芝公園と外周でやってみようと決め、外堀通りに入って虎ノ門へ向かう。ここまでの営収は3万円台。こんな消極的な態度ではあと数時間で4万円いけばいいほうかなあ…。
などと考えていると、前方の離れた場所で同時に2人の手が挙がる。自分の前には空車の個人タクシーがいたけど、手前の若いサラリーマンを車線変更してスルーし、奥の年配の男性に寄せた。自分も避けたほうがいいのか?でも、自分は誰にでも乗って欲しいから、素直に止めた。かなり酔っぱらっている様子。ドアを開けると、乗らずに
「どこからでもいいんで、高速乗って調布で降りて府中に行ってほしいんですけど、大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫ですよ、どうぞ」
「ありがとうございます、調布から府中に入ったら起こしてください。」
何と初の高速、初の営業区域外。麻雀でいえば四暗刻をテンパイしたようなドキドキ(笑)。しかも霞ヶ関の入口はすぐそこ。そして府中は試験場通いで若干の地理がわかる。やった!
はやる気持ちを抑えつつ、ミスのないように走る。首都高に乗って振り返ると、もうぐっすりとお休みの様子。あまり揺らさないように走る。それでもメーターの数字が面白いくらいに上がっていく。中央道に入ると更に加速。このまま永遠に高速が続いてほしい(笑)。甲州街道に降りて道なりに進み、府中市街を通り過ぎたところで目的地着。初の長距離割引で11140円。何と、個タクがパスしたお客さんで初めての万収をゲットしてしまった。
更に、お札を整理しているとドアをコンコンと叩かれる。まだ表示は支払いのままで、回送に入れていなかった。これはもしや、初の区域外営業か?(笑)。ドアを開け、「23区に帰る車なのでそちら方面でしたらお乗せできるんですが」と言うと、「三鷹はだめですか?」と言われほっとする。府中から小金井~三鷹にかけては二種の路上試験で走ったからある程度場所もわかる。ちょっと複雑な経路を指示されて約4千円。おまけまでもらってしまった(笑)
興奮も冷めやらぬまま都心に戻る。新宿にたどり着いたのは3時近く。今日は5時までやっていいけど、ずっと疲れる運転をしてなおかつご褒美をもらったので、大人しく帰ることにする。帰庫して初めての高速代の処理などを済ませ、帰宅したのは4時半。家に帰ってからも暫くは足がふらふらしていた。
随分走った気がしたけど、走行キロは260km、営業キロは130km。ちょうど50%の実車率。ずっとお客さんを乗せていたような気になっていたけどこの程度…。まだまだ先は長い。
本日の営収は31回5万1千円、チップは980円でした。(超長文で書くようなことだろうか…。でも復習の意味もあるからこれでいいのだ。)
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