カテゴリー「 入社・研修」の29件の記事

2007年7月30日 (月)

初乗務を前にして

いよいよ明日は初乗務。朝早く会社に行って、そのまま乗務に入り、翌朝まで働きます。タクドラになると決意してから約2ヶ月、長かったような、短かったような…。

いつか今日という日を振り返るときが来るかもしれません。そこで、今の正直な気持ちを書き留めておこうと思います。入り立ての頃はこんなことを考えていたんだなあ、と後で笑うことになるのか、後悔することになるのか…。

さて、明日から実際にお客さんを乗せて走ると考えると、まだまだ不安な事だらけで、比率でいえば不安と自信が9:1くらい。

・挨拶がさらっと出てこない
・道がわからない
・メーターの操作を間違えそう
・まごついてお客さんに怒鳴られそう
・   〃  後ろの車にクラクションを鳴らされそう
・焦って急ハンドルを切ってしまいそう
・お釣りの計算を間違えそう

自分の普段の運転は割とまじめなほうで、車線に沿ってはみ出さずに走るし、信号が黄色ならやや強めのブレーキをかけてでも止まる。無理な車線変更はしないし、車線変更するときはさっとする。でもこれらをまじめにやっていると、後ろのお客さんはガックンガックンで乗り心地が悪いということを研修中に何度も指摘された。停止線を越えてだらしなく止まったり、カーブで車線をまたいで緩やかに曲がるタクシーを見かけるのは、こういう意味があるんだなあと納得したけど、いざやってみると長年のやり方がどうしても出てしまう。乗り心地良く、かつきびきびと運転するという、タクシーでは当たり前のことが案外難しい。

自分の場合は二種免を一発試験で取ったので、試験に特化した練習をちょこっとやっただけだったというのもあると思う。タクシー会社系列の教習所で取っていたら、20時間近く乗る間にこのあたりのことも教わる機会があるんだろうなあと。教官と違ってお客さんは指導してくれるわけではなく、代りにクレームが入るということに…

あと、事故・違反の不安。都心の道は右折禁止や車線変更禁止だらけ。道を知らないと目的地に着くどころかどんどん離れてしまう。しかもそこかしこに白バイやお巡りさんがキップ片手にスタンバイしている。まごついたり、お客さんの指示でつい違反をしてしまわないだろうか。そして、慌ててハンドルを切ってバイクと接触したりしないだろうか…。大きな違反や事故をやってしまうと給料がガクンと下がる。そうなると絶望感が襲ってくるに違いない。ただでさえ慣れない道で、1日300km以上も走るのだから、違反や事故の可能性はマイカーの比ではないはず。慎重な運転に徹するしかないけど…

入社前は早く乗りたい、稼ぎたいと思っていたけど、今はもうちょっと練習したい、先延ばしにしたいという気持ちでいっぱい(笑)。でもまあ、度胸で乗り切るしかない。そしてとにかく道を覚えることが第一。全てにおいて、道がわかっていれば何とかなると思う。都内で10数年間車に乗っていたことや、道の勉強でバイクで1000km走ったことは無駄ではなかったと思う。まだまだ知識といえるレベルではないけど、「品川駅まで」と言われて「品川駅がわかりません」と答えるか「品川駅へはどの道で行きますか」と答えるかの違いは大きいはず。

道。それが今の結論です。

今日は持ち物をカバンに詰めて早く寝よう。免許証、乗務員証、釣り銭、釣り銭入れ、地図、メモ帳、ボールペン、ICレコーダー、タオル、あとは朝嫁が作ってくれる弁当と水筒。事故って怪我するかもしれないから保険証も持って行こうか(笑)

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事故対策機構 適性診断

乗務の前に、錦糸町にある「独立行政法人自動車事故対策機構東京主管支部」、略して「事故対」というところに適性診断を受けに行かなくてはなりません。何のためかはわからないけど、とにかく事業者は受けさせる義務があるらしく、会社が予約を取って受けに行きます。

会社からもらった書類を見ると、午前と午後があるらしく、自分は午後の部の予約。12時40分までに来るようにとのことなので、12時半頃錦糸町駅に着くように出発したものの、雨で電車が遅れていて40分ちょうどに駅に着く。目的地は北口の西側にあるビル。探しながら行ったら着いたのが50分頃になった。受付等はなく、直接広い部屋に入る。既に説明が始まっていたので近くの人に内容を聞く。

この適性診断は法人タクシーの新任だけでなく、トラック、バス、ハイヤーや個人タクシーの人も受けに来るらしい。要するに緑ナンバー全てが対象ということなのか。そして何度も来ている人もいるというから、定期的に受けるものなのかも…

説明の後で申込書を提出し料金を払う。会社によってその場で払っている人と、後払いで会社に請求が行く人がいた。金額は4500円くらい(自分は会社持ちだからよくわからない)。この後色々と説明が続くが、まるで子供に言い聞かせるような説明で、しかもわかりにくく、うんざりしてしまう。この後性格診断のようなマーク式のテストがあるけど、その説明もまどろっこしい。テストの次は視力検査とシミュレーターのような機械を使って反応時間を調べる検査。ここでも順番待ちの時間のほうが長くて疲れてしまう。

全部終わると新任の人以外は終了。3時半くらい。新任は引き続き診断結果を見せられて内容についての説明を受ける。自分はあまり良くなかったけど、(2)協調性と(8)動作の正確さだけは良かった。項目の意味は受けた人ならわかるでしょう…

5時に終わる予定が、4時半頃に終了。だらだらと4時間もかけてこういうのを受ける意味がわからないけど、これも精神修養だと思って我慢。ちなみに結果は会社に送られる。本社の人にこいつトロいなーとかいって笑われるんだろうか(笑)

ちなみに職員の服装は理科の先生のような白衣。自分は相手がネクタイ着用ならネクタイ着用、ラフな格好ならラフな格好で行くことにしているから、今日は白衣で行けば良かった…というのは冗談として、別にネクタイを締めて行く必要はない。
持ち物に関しては、必要なのは会社から渡された書類だけ(あと人によってはお金)。他には筆記用具も免許証も一切いらない。荷物を持って視力検査やら何やら移動させられるから、手ぶらが一番いい。ただ、会場で書く書類の1つに「会社名」「所在地」「電話番号」を書く欄があるから、それぞれ正確に書けるようにしておく必要がある。

初乗務前に無駄な時間を過ごしてしまったような気がするけど、これにて乗務の準備完了!

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2007年7月29日 (日)

社内研修 その3

今日はメーターの話を。
研修で一番知りたかったのがメーターの操作。もちろん黙っていても教えてもらえるけど、メカ好きの自分としては早く触りたくてうずうずしていました(笑)

以前から、タクシーのメーターは不可解だと思っていた。短時間のうちにメーターが急に上がったり、降りるとき運転手さんがボタンを押した後に上がったり。なんかちょろまかしてるんじゃないかと疑ったこともあるけど、メーターの仕組みを理解したらそれも納得。そこで自分で再確認する意味も込めてメーター操作の手順を書いてみます。ちなみに文字の色は、外から表示器を見たときの色。

まず、お客さんに行先を聞いて、発車するときに『実車』ボタン。新人だから、道までちゃんと確認してから押す(道がわからないんだったら降りるよ、というお客さんもいるだろうから)。実車ボタンを押すと表示器の表示は消える。

走っている最中は高速に乗ったら『高速』ボタン。降りるときにも『高速』ボタン。高速ボタンを押している間は時間距離併用制の時間部分のメーターが止まる(渋滞でのろのろになっても時間のメーターが上がらない)。高速料金は立て替えておいて後で運賃と合算して請求する。ETC車なら後で会社に請求される分をお客さんから受け取る。

ちなみに、メーター器の中では原理的には距離と時間の2つのメーターが別々に作動していて、距離メーターが274mになったら運賃が80円上がり、距離の累計値が0に戻る。それとは別に、時間メーターが100秒になったら運賃が80円上がって、時間の累計値が0に戻る。だからたまたま距離メーターと時間メーターがほぼ同時に上がることもあり、その場合は連続して2回メーターが上がってしまう。(時間メーターは時速10km以下のときだけ作動する。)

さて、目的地に着いたら『支払』ボタンを押す。このボタンを押すと時間メーターは止まるけど、距離メーターは止まらない。だから目的地の少し手前でボタンを押しても、止まるまでの間にメーターが上がることがある。早めに押して料金をおまけしたくてもできない。

支払いが現金の場合、料金を受け取り、レシートを出す。メーター器の種類によって、レシートが自動で出てくる場合と手動で出す場合がある。センターでも研修でもレシートは必ず渡すようにと教わったので、勝手に出てくるほうが便利な気がする。クレジットカードやチケットの場合は別の操作をする。

支払いが完了し、走り出すときに『空車』ボタンを押す。空車ボタンを押すとメーターの金額表示は消える。この空車ボタンはなるべくその場を離れるまで押さない。現金で払ったお客さんが「やっぱりチケットで」と戻ってくるかもしれないし、その他料金関係で何かあっても空車ボタンを押したら表示が消えてしまうから。レシートも出せなくなる。

空車中は手が挙がったら止まらなくてはならない。そうしないと乗車拒否になってしまう。だから休憩や帰庫でお客さんを乗せられないときは『回送』ボタンを押す。これを悪用して回送表示にしたままお客さんを物色し、長距離客を選ぶ人がいるらしい。そう疑われないように、繁華街で回送表示で車を停めたりしないようにと教わった。

他に無線で指定場所に向かうときの『迎車』ボタン、現地に着いて待機するときの『待ち』ボタンや、クレジット払いのカード端末の操作など、覚えることが結構ある。どれも間違えると料金に影響するからクレームの元になる。

自分が間違えやすいのが実車ボタンの押し忘れと空車への戻し忘れ。前者の場合、お客さんにはメーター料金しか請求できないから、もし目的地に着くまで気が付かなかった場合は、1円ももらえない。(請求してしまうと不当な請求ということになってしまう。) 後者の場合、メーターは空車に戻すまで上がり続けるから、差額は自腹で納金するはめになってしまう。

基本的に乗務員のミスで発生した損失は全て乗務員が被ることになっている。理不尽な気もするけど、そうしないとお客さんから受け取ったお金を懐に入れることが可能になってしまうからしょうがない。例えば、メーターで1万2千円かかるところを「1万円でいいから乗って行きませんか」と言ってお客さんを誘い、空車のままで走る。そして会社には売上を入れず、1万円全額を着服する。もし会社にばれたら「実車を押すのを忘れてたんで」と言い訳する。これが通ってしまうと会社の経営が成り立たない。この場合、メーター料金以外のお金は一切受け取ってはいけないという決まりがあることで、着服を防いでいる。

はじめのうちは道に迷ったりして料金をおまけしたくなることもありそうな気がする。その場合はメーターを操作するのではなく、メーター料金に対する不足分を自腹で入れるしかない。だから早く道を覚えて、おまけする必要がないコースで走れるようにならなければ…

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2007年7月28日 (土)

社内研修 その2

今日は路上研修のことを少々。

路上研修では教官(=研修担当の大先輩)がお客さん役になって乗車から降車までの流れを練習する。行先は都心の千代田区、中央区、港区。いよいよ営業車両(といっても実習車)で東京のど真ん中を走る。研修生3名と教官でいざ出発。

走り始めると教官が

 「銀座までお願いします」

そうだ、もうお客さんを乗せている設定なんだった。

 「銀座ですね。かしこまりました。どの道で参りましょうか。」
 「運転手さんに任せます。」

えーと、ここから銀座に行くには、どの通りだっけ?中央通りにつながっているのは…えーと…

 「わからなかったらどうするの?」

あ、そうだ、お客さんに教えてもらうんだった。

 「済みません、新人で地理が不案内ですので、ご指示いただけますでしょうか。」
 「では○○通りから○○通りに行ってください。」
 「かしこまりました。」

道がわからなければお客さんに教えてもらえ、とセンターでも社内研修でもしつこく言われたのに、いざ道に迷ったら考え込んでしまって言葉が出てこなかった。これはイカン、口に出して練習しなければ。

都心に入り、東京駅など主要施設をぐるぐる回る。目的地へのコースを口に出して確認しようとするけど、大きな通りでも地理試験に出てこないところはなかなか名前が出てこない。鍛冶橋通り、八重洲通り等々。バイクで勉強して何度か通っているのに、いざ口に出そうとすると何故か出てこない。まごついているうちに曲がる交差点に着いてしまって「ここで左に曲がります」と言ってみたり(笑)

また、挨拶と経路の確認に集中する余り、実車ボタンを押し忘れること多数。これは座学でも何度も言われたことで、発進して最初の信号で止まったときに目で確認する癖を付けたほうがいいと言われたけど、そんな間違いはしませんよと甘く見ていた。車の運転操作、行先確認、メーター操作、それぞれは難しいことではないけど、全部いっぺんにやろうとすると結構忙しい。

運転を交代しながら昼食を挟んで午後も走り回る。これを2日やってようやくセリフが出てくるようになった。今ではすっかり笑顔で「新人ですので…」と言えるようになった。怒るお客さんもいるだろうけど、道を間違えるよりずっとまし。怒鳴られても蹴られても、「2つくらい手前の信号で教えていただけると助かります」と言い張る覚悟ができた(笑)

ところで、今までずっと地理の勉強をしてきたけど、地名や通りの名前を間違って覚えているところが結構あった。何と言っても笑ってしまったのが、「言問(こととい)通り」を「言間(ことま)通り」と覚えていたこと(笑)。地理試験には読みまでは出てこないから、それで済んでしまっていた。あんまりお客さんをがっかりさせないように早く覚えよう(笑)

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2007年7月27日 (金)

アルコールのこと

ところで、研修では乗務する上での注意点を色々と教わるけど、当然というかやはりというか、アルコールには厳しい。

朝の点呼では毎回アルコール検知器によるチェックがあり、引っ掛かると当然その日の乗務は停止。1日分の収入数万円がパーになるだけでなく、ボーナスにも影響する。乗務前日の深酒なんて怖くてできない。

ところが、人によっては酒が抜けにくい体質のせいで、前の日の夕方にビール1本飲んだだけで引っ掛かることもあるらしい。ある会社では、昼頃に事故を起こしてしまった乗務員が警察を呼んだところ、アルコールで引っ掛かって逮捕されてしまったとか。その人が酒を飲んだのは前日の昼で、24時間以上経過していたとのこと…。

アルコールが抜けにくいのは肝臓に問題があるせいで、それは健康診断の肝機能の数値に出てしまう。そして、うちの会社の場合、例えばγ-GTPが○○以上は不採用というような基準があるらしい(具体的な数字は教えてもらえなかったけどかなり厳しいという話)。ちなみにγ-GTPの正常値は男性で80以下。自分は昔受けた健康診断で100以上だった記憶がある(笑)。会社がどこまで厳しく見たのかはわからないけど、今年に入ってからダイエットに励んでいたおかげで、たまたま低い数値が出た可能性が高い。(ちなみに自分は酒は付き合い程度にしか飲まない)

これからタクドラになろうと思っている人は、早めに肝臓のケアをしておいたほうが良いと思います。そして、検査のどれくらい前から断酒or絶食すればクリアしやすいのか調べておくと良いと思います。どこかにそういうサイトがあった気がするけど忘れてしまった…。入ってしまえばこっちのもんだから(笑)
いや、そうじゃないって(笑)

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ホテルの勉強

今日は休み。金曜日といえばタクシーは稼ぎ時、車が余り気味のうちの営業所の車庫もがらがらなんだろうなあなどど考えつつ、今までやっていなかった主要ホテルの場所の勉強でもしようとバイクで出かけました。ところが暑いの何の、バイクのエンジンもぶっ壊れるんじゃないかというほどの暑さで、少し走って断念。最高気温33度、路上の体感温度は40度?

体調を崩しても仕方がないので、自宅で地図とネットでお勉強。ホテルの場合、旅行関係のサイトに建物の写真が載っていて、更に詳しいアクセス地図まで載っているのでイメージがわきやすい。そもそも外観に特徴がある。自分でもグランドプリンス赤坂(赤坂プリンスから改名)とニューオータニの見分けくらいはつく。まあ、両方とも泊ったことなんかないけど…。
大きなホテルへの着け方は、いつものようにgoogle地図を活用。例えばパレスホテルに祝田橋のほうから行くとき、内堀通りは中央分離帯があって横断できないんじゃないか?と思って確認すると、ちゃんと切れ目が作ってあることがわかる。もし切れ目がないということがわかれば、東京駅側をぐるっと回るんだというイメージを持てる。

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よく見ると、つけ待ちのタクシーの列までしっかり写ってる。黒に混じって黄色や白やオレンジまで。中には2台しか入れないんですね…

google地図を開いたついでに、航空写真だけでルートを探す練習をしてみる。これは結構いいトレーニングになる気がするし、地図ではわかりにくい交差点の広さとか右左折レーンの数もわかる。地名を確認したいときには地図+写真に切り替えればいい。実際の運転もこれくらい簡単ならいいのに(笑)

さて、勉強にも飽きたので買い出しに行くことに。白無地のシャツをあと1枚、直接飲めるタイプの水筒を2本。あとは1万円札の両替用に新生銀行の口座を作ったので、そのカードがセブンイレブンでちゃんと使えるかどうかの確認。

準備はだいたい整ったので、あとは走るのみ。早くお客さんを乗せたくてうずうずしています。まあ自分でも失敗してドーンと落ち込む姿が見えるようですが(笑)

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2007年7月26日 (木)

営業所に車を見に行く

研修も残すところ3日となり、休みを挟んで路上研修、錦糸町の自動車事故対策機構での適性診断、そして初乗務は7月31日に決定!

今日は時間があったので営業所に行き、営業車を見せてもらうことに。運転席周りのスペースをチェックしてから小銭入れや電卓なんかを買い出しに行こうという段取り。営業所の人(まだ名前を覚えきれてない)に言ったら、適当な車を見ていいというので、洗車場所で車を洗っている人に声をかけてみる。

「あのー、今度入る久保(※)です。車見に来たんですよー、小銭入れとか買いに行こうと思って」
「タクシー初めて?最初は100均あたりで適当なのを買って、そのうち自分で使いやすいのを買えばいいよー」
「小銭って幾らくらい用意しとくもんなんですか?」
「まあ2万だねー、両替は営業所でできるから朝は2万持ってくればいいよ」

とか何とかいろいろ教えてもらう。洗車場には年配の人が2人いて、お2人ともドライバー兼洗車係らしい。のんびり働いているということなのか、或いは免停や健康上の理由で乗れないからなのか?ちなみにうちは自分で洗ってもいいけど、頼んだほうが何かとスムースらしい。料金は千円。

  (※久保、ってもちろん仮名ですよ、念のため。ブログ始めたとき「taxiboy」から「たくぼう」と名乗っていたけど、同じ名前を使っている人がいたので「た」と「う」を取って「くぼ」にしてみました。)

さて、運転席周りには、ほとんど物を置くスペースはない。狭いドアポケットはナビの取扱説明書で埋まっているし、サイドブレーキ周りには小物入れもないし、灰皿の下あたりのスペースは機械で埋まっている。シート下にも小物入れはない。小銭入れはサイドブレーキの上に置くしかない。或いはドアにひっかける袋状のものを用意する人もいるらしい。
小銭入れをサイドブレーキの上に置いた場合、車が揺れたらガタガタうるさい気がするけど、隙間をタオルか何かで埋めたりするんだろうか…。

それはともかく、ドリンクを置くスペースすらないのには困った。運転中は喉が乾くだろうし、健康のためにもお茶くらい飲みたいけど、シートとハンドブレーキあたりの隙間に突っ込むか、助手席に水筒でも置いておくしかなさそうな気がする。メーターまわりには飲み物は置くなと言われていたから(機械を濡らすと壊れてしまうから)、あとはメーターパネル右側のエアコン吹出口に何かひっかけるしかなさそう。

何しろグローブボックスの中も何かの機械やらレシートのロール紙で埋まっているから、私物を持込む余裕はほとんどない。よく助手席に地図やなんかを置いている人がいるけど、他に置き場所がないからそうするしかないんだなあと納得。

ところで、今日見た車は洗車が済んでこれから使うという状態だったけど、外も中もとにかくボロい(笑)。塗装は古びた感じで、ボンネットにはぱっと見てもわかる傷が付いているし、中のプラスチック部分はテカテカで、メーター類もかなりの年代物。これなら神経質に掃除しなくても良さそうなほど。ナビだけが新品で凄く浮いている(笑)

まあ、ある意味気楽な感じです(笑)

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2007年7月25日 (水)

お金のこと 2

ちょっと細かく給料のことを書いてみようと思います。
本当の数字を書くと会社が特定されてちょっと照れくさいので、仮の数字を入れています。大筋ではこんな感じということで。

まず、毎月の給料、すなわち月給。

  営収が45万円未満の場合  月給=(営収-カード手数料等)×40%
    〃 45万円以上 〃              〃         54%

カード手数料等は実費が全額差し引かれるわけではなく、乗務員負担分というのが決まっている。また、これにちょこちょこと手当が加算される。

賞与も歩合制で、毎月の営収から計算し、各月の分がまとめてボーナス日に支給される。

  営収が50万円以上の場合  賞与=営収×6%
    〃 60万円   〃     プラス1% (無違反の場合のみ)
    〃 70万円   〃      〃 2% (     〃     )

始末書で済まないレベルの規則違反をやってしまうと無違反の加算はなくなる。また、より重大な違反や事故を起こしてしまうと、ボーナス自体がなくなる。

ボーナス分も含めた歩率は(もうちょっと細かな計算もあり)営収50万円以上で約60%になる。ここが「足切り」で、割り込むとボーナス分の6%がなくなってしまう。乗務員のやる気を引き出しつつ、クリアできなくても絶望的というほどではない、微妙な下がり具合のような気がする。ただ、そのすぐ下には40%が待っているから、足切り寸前になると恐怖で震えてしまいそう。

ところでうちの求人広告には「固定給約18万+歩合給」みたいな書き方がしてあったけど、一体どこに固定給があるのか?正直わかりません(笑)。自分は初めから固定給はないものと思っていたから別にいいんだけど、どういう計算になっているのか今度聞いてみようと思います。

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2007年7月24日 (火)

お金のこと

タクセンや社内研修でいろんな人と話をした中で、お金に関する話をいろいろと聞きました。

まず、養成費のこと。養成で入って二種を取らせてもらった場合、○年働いたらチャラになるという縛りがあり、金額や期間は会社によって違う。長いところだと3年縛りらしい。1年の人もいた。
縛りがあるうちに辞める場合、養成費は会社に返さなくてはならないけど、うちの場合は勤めていれば徐々に償却される仕組みで、例えば2年縛りなら1年経てば半額になる。これも会社によって違うらしい。
自分のように縛りが嫌で自力で二種を取ってくる人もいれば、あえて借りを作ることで自分を追い込もうという考えの人もいた。もちろん単にタダで二種を取れるから養成で、という人が多いと思う。

次に、支度金・紹介金。支度金は結構貰っている人が多かった感じ。これも短期間で辞めたら返さなくてはならない。
紹介金は新人を連れてきたドライバーが会社から貰うお金。これまたその新人が短期間で辞めたら返さなくてはならない。
支度金・紹介金は出ない会社もあるし、出る会社でも貰わないこともできる。金額も会社によって違う。
自分は支度金は貰わなかったし、紹介もしてもらわなかった。確実に勤め続ける自信がなかったからだけど、一つには自分が辞める辞めないで他人に影響が及ぶのが嫌だというのがあった。支度金だけなら極端な話そのまま貯金しておけばいいけど、紹介金を使わないでおいてくださいねとは言えないから(笑)
でも、自分は前職の収入がまだ若干あったからよかったけど、入社月とその翌月は中途半端な給料しか出ないから、収入低下を補う意味では有り難い仕組みだと思う。

あとは、給与保証。うちの場合は初乗務から3ヶ月間で、中途半端な月は除く。つまり7月後半に初乗務だとすると、8月から保証が適用になる。締め日は会社によって違う。ここで考えなくてはいけないのが、入社時期。締め日を少し過ぎてからの初乗務だと、一番稼げない時期=乗務開始直後の時期に保証の適用がない期間が長くなる。逆に締め日の直前で初乗務なら、保証適用外の期間が数日で済む。なかなか初乗務の日を読むのは難しいけど、ここはよく考えたほうがいいと思う。

さて、次は自分で用意しなくてはならないお金の話。自分の場合は二種と地理試験を受けてから会社に行ったけど、養成でも二種免許の受験料などは皆自腹らしい。
センター(タクセンと呼ぶ人とセンターと呼ぶ人がいる)でかかる費用をどこまで経費で負担してくれるかは会社による。自分の会社は地図代や写真代も含めてセンターでかかった費用は全て負担してくれて、更に入社前に受けた地理試験の受験料まで出してくれた。人によっては登録・交付料の3480円だけしか出してもらえない人もいた。金額的には小さいけど、何となく良い会社だなあと思えてくる(笑)

自己負担といえば、乗務前に最低限用意しなくてはならないのが、釣り銭。2~3万円分の小銭と千円札を用意しておくらしい。うちの会社の場合は営業所で借りることもできる(出庫のときに借りて帰庫のとき返す)。
あと、うちの場合はシャツや靴など。一応靴とベルト以外は制服として支給されるけど、シャツは枚数が足りないから自分でも用意した。他には、元々ヒゲを剃らない自分はシェーバーを買った。あと、ICレコーダー。トラブルの大半は言った言わないの話だろうから、証拠を残す意味で持っていたほうがいい気がする。

まだ初月給の給与明細すらもらう前なので勘違いがあるかもしれませんが、だいたいこんな感じです。

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社内研修 その1

社内研修というと、大声を張り上げて挨拶の練習をするとか、社歌を覚えさせられるとか、そういうのを想像していた自分ですが、うちの会社の場合はそういうのはなくて、極めて実務的な話が中心でした。ほっと一安心(笑)

研修はまず座学から。服務規律など基本的な決まり事、勤務時間の上限や事故を起こしたらどうなるか、給与の細かな計算方法の説明等々。タクシー運転手の給与は原則として完全歩合制だけど、身分は正社員だから、労働基準法の関係でいろいろと複雑な数字の操作をしている。例えば、交通費は○回出勤したら○円で上限が○円など。実費とか定額ではないのに名目は交通費(笑)

ちなみにうちの会社の場合は初乗務から3ヶ月間最低給与保証があるけど、この保証給をもらうためには、決められた日数出勤して、無事故で過ごさなくてはならない。欠勤してもだめ、事故を起こしてもだめ。欠勤はともかく慣れないうちは不注意で事故を起こす可能性もありそう。まあ、当たり前といえば当たり前の話だけど、結構もらえない人もいるのでは…。

次に、法令関係。これはもうほとんど乗車拒否の話。乗車拒否に関しては世間の目もタクセンの目も非常に厳しいらしく、とにかく断ってはいけない。例を挙げればこんな感じ。

  ×ここは駐停車禁止場所なので、お乗せできません。
  ×ここは駐停車禁止場所なので、別の車にお乗りいただけますか。
  ○ここは駐停車禁止場所なので、○m先でお待ちいただければでお乗せできますが、よろしいですか。

要するにドライバーから断ると乗車拒否になるから、あくまで乗せる方向で話をして、乗る乗らないはお客に判断してもらえということ。乗車拒否ととられてクレームがつけば、ペナルティがくる。このペナルティが単なる社内処分で済まないところがタクシーの特殊なところで、乗車拒否は法令で禁止されているから、行政処分(車両の使用禁止など)が課せられることもあるし、違反が重なれば営業所の営業停止、更には会社としてのタクシー免許の取消しに発展する可能性だってある。ほんの些細な言葉のアヤでえらいことになってしまう。恐ろしい世界だ…。(もちろん態度や言い方が悪いとクレームにつながる確率は跳ね上がる。)

昔、タクシーに乗って目的地の手前でひどい渋滞にはまり、10分以上足止めを食らった後で仕方なく降りて歩いたことがある。その時は、時間がかかりそうならそう言ってくれればいいのにと思ったが、運転手さんが「動かないから降りたほうが早いですよ」と言った瞬間に下車強要になってしまう。せいぜい「動かないので10分以上かかるかもしれませんが、よろしいですか」と言える程度。親切心で言ったとしてもクレームの対象になるから怖い。

あとはメーター関係。メーター機本体の他に、クレジット端末、領収書のプリンター等がくっついていて操作がややこしい。操作を間違えると間違った運賃が出てしまったり、領収書が出て来なかったりでトラブルになる。ナビも見た目は普通の車に付いているのと同じだけど、中身は無線と連動していて操作がややこしい(ナビを使わなくても無線操作は必要)。

まあ、うちの会社の場合は売り上げに関してはうるさくないので、慣れないうちは焦らず対応していれば大丈夫そうではある。

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