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2008年3月 5日 (水)

乗務88回目 春の陽気が眠気を誘う?

3/4(火)は曇り空にもかかわらずぽかぽか暖かく、まるで本格的に春になったよう。ドライブするには良い天気だけど、どうも仕事をするには気が乗らない。ずっと寒い日々が続いてきて、急に暖かくなったので、気が緩んでしまっているのが自分でもわかる。

こんな日はのんびりやろうということで、11時に出庫してから最短&快適コースで都心へと入る。お客さんはあまり狙えないコースで、3桁のお客さんが3回だけで皇居に到着。その後も3桁のお客さんが2回あっただけで、早めの13時半にビッグサイトに入ってしまう。今日のイベントはそこそこの規模で、昼間から空車がかなり集まっている。しかしタクシーを利用する人は少なく、1時間ほどしてようやく帝国ホテルまで。ところが晴海通りは黎明橋から大渋滞で、それが三原橋までずっと続く。わかっていればレインボー経由or首都高で汐留下りも提案できたけど、1時間以上ビッグサイトにこもっていた&ナビに渋滞情報が全く表示されていなかったせいでわからなかった。お客さんにも申し訳なかったけど、自分もダレてしまった。降車時点で15時になり、営収はわずか7千円。これはひどい。

それでもビッグサイトの動きは良くなっていたので、ちょこちょこ営業した後で戻ってみる。やはりスムースに流れて、15分ほど待って東京駅まで。再度18時半に戻ってみたら、今度はもう終わっていて、20台以上集まった車も次々に抜けていく。久々に顔を合わせる人がいたりして、そのままダベって夜まで休もうかとも思ったものの、さすがにまずいということで離脱。いくらやる気が出ないといっても、夜に備えて多少は売り上げを作っておかないと。

すると、ビッグサイトを出たところでぽつりぽつりと雨が降り始める。予報では降水確率は20%だったけど、どうも本降りになりそうな降り方で、俄然やる気になる。既に晴海で多数手が挙がっていて、ヤクルトホールまで。電通前に回ったら月島まで。その先から聖路加タワーまでとお客さんが続く。少し間が空いて竹芝桟橋から銀座まで。しかしこれが大渋滞の並木通りに突っ込むコースで、大幅に時間をロスしてしまう。降車時点で20時になり、営収は1万9千円と、思ったより伸びがなかった。

その後は空車も増えてきて、なかなかお客さんを乗せられず、再び竹芝桟橋まで戻ったところで内幸町まで。では銀座へということで行ってみる。ぐるぐる回っていたら、前のタクシーから降りてきたお客さんが、自分の車の側面を見てから手招きしている。これは前の車のドライバーが目的地方面の地理に疎く、車体の営業所表記で車を選んでいるパターンだ。ドアを開けると、

 「成城わかる?」
 「はい…大体は。」
 「じゃあ頼むよ。霞ヶ関から乗って高井戸で降りて。」

成城に精通しているか、という意味だったら困るので、「大体は」という言葉が出てしまった。自分は西のほうから来ているので、成城(というか成城学園駅)がどのあたりにあるかくらいは知っているけど、お客さんを乗せて行ったことは1回しかないし、環八からの入り方さえもちょっと怪しい。行ってから「こんなことも知らないのか!」と怒られるかもしれない。ここは一つ会話で車内の雰囲気を明るくして、いざとなったら「実はあまり詳しくないんです」と切り出しやすいように準備しておこう(笑)。幸いお客さんは上機嫌で、今日行った店の話などで楽しく会話が続く。そして高井戸で降りて環八に入るところで、タイミングを見計らって、

 「では、環八左で…」
 「うん、千歳台右ね。」
 「かしこまりました。」

ナビを見ると、千歳台から先で1回か2回曲がるところを確認すれば成城には着きそうで、ほっと一安心。環八の工事で5分ほどロスしたものの無事到着、7千円ほどになる。

しかし、自分の前の車は何故このお客さんを降ろしてしまったのだろうか?もし成城という地名が全くの初耳だったとしても、自分なら何とかコースを聞き出して行こうとするだろう。ふと考えてみたら、地理でトラブルになりそうなお客さんを乗せるより、他のお客さんを探せばいいさ、という余裕をもって仕事をしている人ということだろうか。自分にはそんな余裕はない。お客さんに怒られても蹴られても、とにかく目的地に行こうとする(本当に蹴られたことはないけど)。初乗務から半年あまり、道がわからなくてお客さんに降りてもらったことは一度もない。そのことをむしろ誇りに思っていたけど、考えてみたらお客さんにとっても迷惑な話なのかもしれないなあ…

さて、今日は0時までに3万円くらいやれればいいかと思っていたのが、22時前に2万7千円になって少しゆとりができたので、ほっとしつつまずは新宿へ。あと2時間で3千円やればいいんだから楽勝さ、と油断していたら新宿はスカ、四谷から赤坂へ回ってようやく富ヶ谷へのお客さん。しかしその後も手が挙がらず、六本木をぐるぐる回った後でふと前回の反省を思い出して待機列に着けてみる。15分でお客さん、有楽町駅まで。時間は23時半頃、終電には間に合うな、と思って走り出したら、溜池で「やっぱり新橋経由で」。行ってみると、外堀通りは空車の大渋滞。しまった!有楽町までなら5分もあれば着くところを、新橋まで20分、そこから有楽町まで15分かかってしまう。新橋で降りるお客さんが「終電間に合うかな、大船まで帰れなくなっちゃうよ」と言うと、別の人が「タクシーで帰るしかないじゃん」と言う。ゴクリと唾を飲み込んでしまう(笑)。しかしぎりぎり間に合い、ついでに有楽町もぎりぎり間に合ってしまう(笑)。降車時点で0時過ぎ、営収は3万2千円。何とか3万円は超えた。

有楽町からは東京駅への列に並んでみることにする。しかし流れが悪く、鍛冶橋交差点手前で抜けて、中央通りから銀座へ向かう。と、松屋の手前あたりで手が挙がる。このあたりでお客さんを乗せることはほとんどないのでちょっと驚いた。すると、「南浦和まで、高速の5号で、戸田南で降りて、美女木から外環の側道に入って、17号にぶつかったら左で、次の交差点を右で、そのへんで声をかけてください。グーグー…」と、一気に道を説明していびきをかいて寝てしまった。これまた驚いた(笑)。その通りに行って40分ほどで到着、1万1千円になる。ようやくトータルで4万円を超え、2出番連続の3万円台だけは回避できた。しかし何と低レベルな…

戻りは首都高で一ツ橋まで。以前銀座に戻らず一ツ橋あたりでやって正解だったので、今日も同じように狙ってみる。しかし今日はどこを回っても待機列がびっしりできていて、チャンスが全くない。大手町周辺を虚しく流してから2時前に銀座へ着くと、空車は少なく列も短い。これならさっさと戻ったほうが良かった。8号への列に並びつつお客さんを待っていると、お店の女の子とお客さんにコンコンされ、白金経由の品川プリンスまで。15分ほどで4千円になる。気を良くしつつ品川にガス補給に行き、そのまま銀座に戻ればいいものを、ふと有明に行ってしまう。後で考えたらちぐはぐな行動だけど、その時はそれが良さそうに思えたから不思議だ。

有明に着いたのが3時少し前、空車は1台。そして30秒でお客さんが出てきて、早速先頭になる。これはいい感じじゃないかと待ってみる。10分、20分…まあ、すぐには無理な場所だしゆっくり休むさ、と思っていたら、30分、40分…いつまで経っても誰も出てこない。4時になり、これはさすがにまずいと思い始める。しかし、待っている間にどんどん眠くなってきて、こうなったら寝てしまえ、ということでシートを倒して寝待ちする。そしてとうとう2時間。5時になってしまい、もう帰宅する人などいない。あちゃー、だめだったか、とがっかりしながら離脱する。ビルの明かりはきっと徹夜の人だったんだろう。或いはスイッチの切り忘れかも(笑)

帰庫まで2時間あったものの、寝たことで更に眠くなった感じで、早めに営業所に戻ってしまう。洗車を頼んでエンジンを切ろうと思った瞬間に無線が鳴る。まあこんなもんだよなあ…。こんな日に帰庫オーバーになったら更に嫌なので断り、本日は終了。

本日は22回・4万5千円、チップは0円でした。我ながら不思議なくらいやる気が湧かず、これは一体どうしたものか。ちょっとまとまった休みでもとったほうがいいんだろうか…

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コメント

最近 お客さんの動き悪いですよねsweat01 苦しんでます。

投稿: | 2008年3月 7日 (金) 07時04分

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