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2008年2月27日 (水)

乗務85回目 銀座の盛り上がりに乗れず…

2/26(火)は夜に雨の予報。前回の強風は結局スカだったけど、普通の雨ならある程度客足が読める。ということで夜に期待しつつのんびり10時半に出庫。

すると久々にローカル無線が連発。迎車・実車で1時間ほど地元を走り回り、それでいて都合4千円にしかならなかった。10分かかって配車先に到着し、5分待たされ、近くの駅まで、そんなことを繰り返していては当然そうなってしまう。うーん、無いと寂しいのが無線ではあるけれど…。

ところで、このとき好対照なお客さんを乗せる。まず、無線で行った地元の菓子屋の女将さん。話好きな人で、週1回マッサージに通うのにいつもうちの車を呼び、あれこれしゃべりながら行くのが楽しいらしい。ところがその話に気を取られていて、途中で微妙に道を間違えてしまった。後で気が付いて料金をおまけしようとしたら、「いいのよ、○○さん(うちの会社)大好きだから。」と笑ってくれて、おまけにチップまで置いて行ってくれた。恐縮しつつも、先輩が築き上げた地元での信用を垣間見たようで嬉しかった。そして、降車場所のすぐ先で手が挙がる。今度も商売人風の女性。先程のお客さんとの会話のノリを引きずったまま寄せると、

 「□□なんだけど、○○通り、○○通りで行ってちょうだいね。」
 「かしこまりました。」
 「10分じゃあ無理ね…電話入れなきゃ。」
 「お急ぎですか?」

当然、うんそうなのよ、とか、できれば急いでね、という答えを期待していたら、

 「急いでたらどうなの?」

と返されてしまった。

 「いえ、あの…」
 「どうせびゅんびゅん追い抜くわけにもいかないじゃん。」
 「なるべく頑張って行かせていただきます。」
 「ふん…」

たまにこういう、いきなり不機嫌なお客さんがいる。あちゃ、余計なことを言わなきゃ良かったな、と黙って走り続けていたら、

 「あのね、あんたとこの会社でね、前にひどい目に遭ったんだから。」
 「そうなんですか?」
 「もう40年もタクシー乗ってりゃ色々あるのよ。○○で○○で…」

聞けば確かにひどい話だった。随分昔の話で、今ならちょっと考えられないことばかりだった。しかし、自分がまだ半年目のペーペーだとわかると、

 「それじゃあ知らないのも無理ないわね、あのね、○○って会社あるでしょ、あそこはね…」

と、ついでに地元タクシー業界のこぼれ話から何から色々と聞かせてもらった。さすが商売人、話が上手で引き込まれてしまう。そして最終的には、

 「まあ頑張りなさいよ。」

と、チップまで置いて行ってくれた。ひとまずほっとしたけど、うちの会社もいろんなふうに思われているんだなあ…

そんなこんなで都心に出て来て、14時頃までちょこちょこ営業し、休憩をとりにビッグサイトへ。今日は大きなイベントはなく、人もタクシーも少ない。顔見知りの人もいなかったのでのんびり休んで15時になる。営収は1万2千円。このところ1時間3千円ペースでやれていたけど今日はちょっと足りない。

40分ほど休んで銀座へ、まだ人が出てきそうな気配だったので戻ってみると、また40分ほどで築地へ。更にもう一度戻ってみたら外で手が挙がって八丁堀へ。3回ともビッグサイトからの行先としては「並」で、このところ当たり前のように羽田に行っていたので少々がっかりしてしまった。その後は心を入れ替えて中で細かく営業。20時までの2時間半で8回営業し、営収は2万6千円とそこそこ。

やがて雨が降り始め、稼ぎ時という雰囲気になってくる。その前にひとまずしっかり休憩ということで1時間ほど横になり、21時過ぎに営業再開。すると即座に手が挙がり、降車場所は築地。ということで勇んで銀座に行ってみる。しかし何故かお客さんを乗せられず、21時台はこの1回のみ。そして22時台も千円が1回。雨はどんどん強くなり、おまけに風も吹いている。こんな好条件で何故?と首をかしげながら、乗禁の銀座に入ってみる。やはり列は短い。たまたま手が挙がらなかっただけのようで安心する。しかし、23時頃に銀座8号に並び、15分で流れて信濃町。流しながら空車でまた銀座に戻ってきて、今度は0時前に9号に並び、10分で流れて塩浜。更に戻って8号に並び、また10分で流れて枝川…。これが大誤算だった。0時の営収は3万4千円にしかなっていない。

1時過ぎにしつこく8号に並んでみたら、また10分で流れて、ようやく大井町経由の蒲田まで。それでも6千円弱。大急ぎでまた銀座に戻ってみたら、ドンキホーテ前から海岸3丁目まで。ぐったりしてしまい、有明に行って「寝待ち」してしまう。ここで根性を出さないと駄目なんだろうけどなあ…。その有明は結局スカで、銀座から八重洲~大手町と回って靖国通りに出たところでようやく手が挙がって早稲田まで、戻りの神楽坂で上石神井までとお客さんが続く。しかし既に時遅し。税込で5万円を超えるのがやっとで、最後の運試しの新宿西口地下も、ヒルトン通用口まで。

本日は30回・5万円、チップは2回240円という結果に終わりました。今日の銀座はなかなかの盛り上がりで、それに乗れなかったのも悔しかったけど、銀座へ戻るなら戻る、他でやるならやるというメリハリがなく、おまけに深夜にダレて休むという、悪い営業の見本のような内容になってしまったのが悔しかった。我ながら情けない…

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