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2008年2月18日 (月)

乗務81回目 東京マラソン、攻略成功!

2/17(日)は2週連続の日曜出勤。今日の目玉は何といっても東京マラソン。その交通規制は凄まじく、簡単にいえば、新宿から有明に至る東西方向のラインと、浅草から品川に至る南北方向のラインが、朝から夕方まで通行止めで横断不能になる。東西のラインはかろうじて外苑東通り・昭和通り・清澄通りで抜けることができるけど、南北のラインはどこにも抜け道がない。普通のマラソンや駅伝なら、ランナーが途切れたときに横断することもできるし、そもそも規制の時間が短いけど、東京マラソンの場合は長時間にわたって通行止めが続く。タクシーの営業としてみれば、幹線道路が使えないだけなら隣の通りを走れば済むけど、都心が東西南北に分断されてしまってはどうにもならない。お客さんに「東京タワーから浜松町駅まで」と言われて「品川をまわっていいですか」と言ったらどうなるだろう?もちろん降りてしまうだろう。

そんな日にあえて出ることにした理由は2つ。1つは、通行止めを嫌って一般車も他のタクシーもあまり出てこないんじゃないかということ。随分前から道路の電光掲示板で「車両の使用は控えてください」と周知されていたので、日曜日ということもあって道がガラガラならむしろ営業しやすい。もう1つは、ゴール地点がビッグサイトであること(笑)。毎出番ビッグサイトに行っている自分が今日休むわけにはイカン!という妙な使命感に燃えていた。そして、一般道が使えなくても、首都高はほぼ使える。近場でも「高速を使ってもよろしいですか?」と堂々と言えるので、ある意味美味しいかもしれない。まあ、全ては渋滞次第なので、一か八かの作戦ではある。前日から警視庁のサイトの詳細な交通規制図を見て準備だけはしておいた。

10時に出庫して中へと急ぐ。既にスタート地点の新宿から順に規制が解除されている頃合いで、様子を見ながら西側から徐々に都心へと向かう。すると、麻布十番で乗ってきたお客さんが「芝浦まで」。きたきた。「東京マラソンの通行止めで日比谷通りと第一京浜が横断できません、品川の先まで迂回するか首都高を使うしかありませんが」「じゃあ…行先変更で首都高で歌舞伎座のとこまで行ってください」。飯倉から銀座まで首都高利用、2240円+高速代になる。肝心の首都高はガラガラで、これなら今日はいけそう。

銀座にはタクシーはほとんどいない。ぐるぐる回ってみゆき通りを昭和通りに出たところで手が挙がり、下道で川口まで。一旦汐留方向に戻って電通裏でUターンし、昭和通りのアンダーパスで晴海通りと永代通りをくぐる。知り合いを応援して疲れてタクシーで帰宅するといったところで、これまた東京マラソンならではのお客さん。40分かかって7千円ほどになる。戻りは少々悩む。赤羽から王子あたりへ戻ればすぐに営業再開できるけど、東京マラソンとは無関係になってしまう。ならば首都高で都心へ一気に戻ったほうがいい。ということなら、もう有明に行ってしまってもいいかも?考えた末に有明へ行ってみることにする。到着したのが14時前、ビッグサイト前に近付くと、豊洲方面から続々とランナーが走ってくる。早い人は既にゴールしていて、タクシー乗り場からも実車のタクシーが次々と出てくる。入ってみると即お客さん、羽田まで。そうか、地方から参加している人も多いのか、と自腹の首都高で速攻で戻る。今度は外で手が挙がり、エクセル東急まで。ここでも首都高を利用。再度自腹の首都高で戻ると、今度は大江戸温泉まで。のんびり温泉に浸かってから家に帰るとのこと、それはいいですね~と話す。ここで15時になる。営収は2万1千円と、普段の倍近くできている。

すぐに戻ると、ビッグサイト前の交差点のカド全てて手が挙がっている。Uターンしてビッグサイトに入るまでもなく、勝どきまで。これが非常に痛かった。ワシントンホテルから駅前方向に抜ける道に入ってみると、信号のない横断歩道をひっきりなしに人が渡っていてなかなか左折できない。素直に信号のところを左折すればよかった。そして戻りは更にひどく、テニスの森前の交差点を左折して357に出るのに10分以上かかる有様。トータルで40分近く費やしてしまう。もし選べるとしたら、晴海通り方面へのお客さんではなく、レインボーブリッジ方面へのお客さんを乗せられる方向で流したほうがいいことに気付く。やっとのことで戻ったら、またも乗り場の外で大勢の手が挙がっている。しかし中で律儀に待っている人がいるはずだからと、あえて回送表示でタクシー乗り場に入る。するとやはり100人ほどの人が並んでタクシーを待っている。回送をこういうふうに使ってはいけないことはわかっているけど、それが一番安全に思えた。大慌てで寄せると、都立大学まで、目黒まで首都高利用で30分ほどで到着。また自腹で戻ると、お客さんは相変わらず並んでいるものの、空車も一杯に集まってきている。こうなると駅の乗り場と同じで1組1組のお客さんが乗り込むのに時間がかかり、結局10分以上待って東京駅まで。さすがに峠は越した感じになってきた。

速攻で戻ったら、今度はタクシープールの入口あたりまで空車の列が伸びていて、しかもお客さんの列は解消している。待っていれば流れるだろうけど、ここは日頃からビッグサイトに来ている利点を活かそうということで、外のポイントを回ってみる。有明フロンティアビル横で一服したところで東雲へのお客さん。戻って今度は東館へ行ってみると、聖路加病院近くまでのお客さん。そこから銀座3丁目へ、芝浦へとお客さんが続いたので、田町駅で並んでまた一服。まとまった休憩をとっていないのでさすがに疲れてきた。しかしすぐに品川方面へのお客さん、その後ガス補給に行ってから近場のお客さんを乗せながら新橋まで戻ってくる。やっとのことで20時にビッグサイトに戻って休憩。20時の営収は4万円と、自分としては素晴らしい数字になっていた。

既に人が出てこなくなってから随分経っているらしく、ビッグサイト周辺に集まっていた空車もどこかに帰ってしまった様子。自分の前にいた2台もすぐに離脱して先頭になり、その後いつものメンバーが戻ってきたので、今日の出来などを話す。ビッグサイトに張り付いていた人はみんな夜までに3~4万円はできた様子だった。

結局のところ、あえて東京マラソンの日に出てきたのは大成功だった。営収はもちろんのこと、行けば大勢のお客さんがタクシーを待っているという状態がずっと続いていたので、何といっても気分も盛り上がった。高速が多かったので、走り回った割には仕事は楽だった。ビッグサイトで祭りといえばコミケだと思っていたけど、東京マラソンはそれ以上だった。来年も日曜出番だったら必ず来ることにしよう。

さて、余韻に浸りながら1時間半ほど待ったところで、やっとお客さんが現われる。六本木まで、ここでも首都高利用。すっきりした気分で中に戻れた。新宿に流され、戻って青山通りを流し始めたら手が挙がる。「田園都市線の青葉台まで」。こう言ってもらえると、旧山手通りの青葉台かどうかドキドキしながら確認せずに済む(笑)。池尻から首都高に乗ったら工事の大渋滞で結局50分近くかかってしまうものの、1万円少々になる。戻りはガラガラで何とか0時過ぎに渋谷出口に到着。0時の営収は5万6千円と、十分な数字になっている。

ゴールデンタイムということでワクワクしながら西麻布へ下りて行くと、人も空車もいない。これは良い状態なのか?悪い状態なのか?見極める間もなく新宿へのお客さん。新宿東口を少し回ってみて良さそうな感じがしなかったので、すぐに西麻布に戻る。すると、やはりお客さんがいない。どうやら悪いほうだったらしい。六本木を回ってから赤坂へ。こちらもお客さんはいない。これはまずいな、と思ったら先日狛江へのお客さんを乗せたのと同じ場所で手が挙がり、稲田堤まで。外苑から首都高に乗って調布で下り、鶴川街道から川崎街道へ。1万円行くかな、と思ったらちょうど1万円だった。

しかし、運良くロングのお客さんに乗ってもらえたものの、雰囲気としてはもう終わってしまった感じ。戻ったら空車もいないので流しやすいものの、いたずらに走行距離だけが伸びていく。疲れてきたので着け待ったりもしてみるものの成果なし。3時の営収は6万9千円になったものの、すっかり意気消沈してしまう。次のお客さんは休憩を挟んで2時間後。その後も近場のお客さんがぽつぽつで、5時を過ぎて帰庫しようとして最後の最後に6千円ほどのお客さんに乗ってもらえたものの、トータルでは税込8万円に届かず。20時までの前半戦のほうが良かったという1日だった。欲を言えばきりがないけど、途中まで素晴らしい数字だと後も期待してしまうもので…

本日は31回7万4千円、チップは4回980円いただきました。まあしかし、狙い通りに東京マラソンを攻略できたことは素直に嬉しい。月1回くらいやってくれないかなあ(笑)

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