乗務37回目 ライバルが少なく楽だった日曜日
10/28(日)は家族の都合で久々の日曜出勤。このところ土曜出勤で痛い目に遭うことが多かったので、日曜とくればもっと寂しいに違いない。営業所の内勤さんも「近場でちょこちょこやって早めに帰ってくればいいよ~」と全く期待していない様子。ということで、10時半に呑気に出庫。
するとすぐにお客さん、近くの駅まで。タクシー乗り場に止めるとすぐ次の人が待っている。別の駅まで。そこでもお客さん、元の駅まで。地元でいい感じで繋がったので、今日はちょっと地元の勉強をしてみようと流してみると、暫くしてお客さん、都心方向へ。ということで勉強はあっさりやめて中へ入る。
近場のお客さんを何回か乗せながら新宿に到着。まずは西新宿を回ってみるものの、さすがに人が少ない。新宿中央公園の外周をぐるりと回ってみるとお客さん、恵比寿まで、大まかに書かれた地図を頼りに行ってくれとのこと。一応行ってみると、ピンポイントで目的地に着いて誉められる。まぐれにしても嬉しかった。ガーデンプレイスに上がってみると人がうようよいるものの、なかなか手が挙がらない。目黒三田通りへ出たところでお客さん、白金高輪駅近くまで。古川橋~一の橋と戻って麻布十番を一回りし、芝公園方向へ向かおうとしたらお客さん、虎ノ門まで。
竹芝へ行こうと浜松町を抜けたら、乗り場に空車が数台しかいない。そこで汐留をぐるっと回って並んでみようとしたら途中でお客さん、銀座7丁目まで。再び浜松町へ戻って金杉橋北から乗り場へ向かうと、一通沿いの待機列が今日は全くない。乗り場に入ると空車は7台ほど。10分ほどで先頭になる。すぐに年配のお客さん。
「御成門の『美術クラブ』わかる?」
「申し訳ありません、わかりません。」(何だそれ?学校の部活みたいな名前だな…)
「俺もよくわからないんだ、運転手さんに聞けばわかるかと思ったんだが、まあいいや、とりあえず御成門行って。」
「かしこまりました。」
御成門に着くまでにお客さんも色々調べていたけど、結局わからず。
「地図で調べますので少々お待ちください。」
「いや、ビルの1フロアだけみたいだから、地図には載ってないと思うよ。」
「じゃあ交差点で止めて探しますよ、それでわからなかったらそのへんの人に聞いてみます。」
「いや、近いのに申し訳ないし、自分で探すからいいよ。」
「そうですか、お役に立てなくて申し訳ありません…」
「いやいや、まあこの近くだろう。ありがとう。」
と、御成門の交差点で降りてもらう。再び浜松町へ戻るために愛宕警察の前を通り過ぎると、その先に何とも立派な『東京美術倶楽部』の看板が!何かの展覧会をやっているのか、人で賑わっている。大急ぎで左折左折で引き返し、御成門交差点に行ってみたけど既にお客さんの姿は見えない。悔しい!ちなみに、後で地図で見てみたらちゃんと載っていた。あの時ちょっと地図を開いていれば…
後悔しつつも再び浜松町駅へ。今度は5台、またすぐに先頭に。するといかにも外資系ビジネスマンという感じの外人さんが乗ってくる。これは羽田か?と思いきや、日の出桟橋まで(笑)。ここで15時になる。
15時の営収は1万1千円。そこそこお客さんがいたような気がした割には、空車の時間が長かったということだろう。まあ、最低限はできている。
日の出からはビッグサイトへ。今日は複数のイベントで全館開催だからそれなりに期待できる。行ってみると、空車はかなり多めで、お客さんはぼちぼち。車から降りて話をしている人も多く、列が動いてもすぐに車を動かさない人もいたりして、並び順がちょっと乱れている。自分は慣れているけど、普段来ない人は入口で悩んでいたりするので、「次はここ」と指さして教えてあげたりする。何だかベテランになったような気分(笑)。40分ほど待って先頭になる。塩浜まで。このところ枝川や潮見に行く機会があったのである程度わかったけど、このあたりは道が縦横ではなくY字に分かれていたりして、東西南北の感覚が狂ってしまう。間違えないように慎重に走行。
豊洲経由で再び有明に戻ると、癌研前で手が挙る。門前仲町まで。来た道を引き返す。再び戻ろうと越中島に差し掛かったところでお客さん、銀座キャピタルホテル新館まで。懲りずに有明へ。今度は顔見知りの人が3人に増えている。再びダベる。50分待ってお客さん、大井町駅まで、「急いでいるので八潮経由で」とのこと。湾岸線の東京港トンネルの渋滞を嫌ってのことだろうけど、レインボー下道のほうが近いのでは?と思いつつ城南島へ。確かに道は空いていて、信号で止まる以外はスムースに進む。しかしかなりの大回りになり、4740円もかかってしまう。以前湾岸線の13号地~大井を利用したときは高速代込みで4100円ほどだったし、今ライブドア地図で調べたら、海岸通り経由で3千円台半ばという数字が…。そこまでの時間の違いがあるだろうか??
さて、大井町駅でお客さんを降ろしたら、タクシー乗り場が空だったので行ってみる。お客さんが1人待っている。大井競馬場まで。どう行くのか考えていたら、慣れた様子で道を指示してくれて、更にお釣りはいいよとチップまでくれる。競馬に行くにはやっぱりそれくらいでなくては(笑)。競馬場からは道なりにしながわ水族館の出入口へ行ってみる。時間は18時過ぎ、帰る人でごった返しているかと思いきや、全く人気がない。それでも5分ほど待ってみたらお客さん、大森駅まで。降車場所でお客さん、大井競馬場近くのマンションまで。
ガスが残り少なくなったので、海岸通りで品川へ向かう。と、あと少しというところでお客さん、高輪台まで。またまた貧乏性で回送に入れなかったのが仇になった。しかし、品川駅前を通ったときにあちこちでタクシーが拾われていたのを見たので、すぐに戻ってみる。と、駅の乗り場には長蛇の列。反対車線の京浜ホテル前でも空車を待つ人の波。乗り場に並ぶより周辺をうろつくべきと判断して、駅前を北品川方向に少し行ったところのバス乗り場でお客さん、池尻まで。何でも線路に降りた人が行方不明になって電車が止まっているとのこと。長引いたらいい仕事になりそうだと思ったものの、既に電車が動いているのが見えてがっかり(笑)
池尻からは渋谷へ。道玄坂を下ったところでお客さん、富ヶ谷を回って松濤まで。その先でお客さん、西麻布交差点まで。けやき坂に行ってみるも今日もスカ。というか、今日も坂の中ほどの信号で迷惑な客待ち駐車をしている車がいて腹が立つ。新一の橋からザ・プリンス・パークタワー東京(略してパークタワーと呼ぶと他のビルと間違えそうで困る)を回って再び浜松町駅へ、列は7台ほど。ここで20時になる。
20時の営収は2万9千円ほど。暇なはずの日曜日とは思えない数字にほっとする。4桁のお客さんが多かったのが良かった。
さて、浜松町に並んだのはいいけどお客さんが出てこない。20分ほど待ってようやくお客さん、参宮橋近くまで。道は空いていたものの30分以上かかってしまう。ここでふとガス補給をしなければならないことに気付く。ところが今日は日曜日でどこのスタンドも早仕舞していて、シナネンまで行くしかなくなる。新宿を目の前にして泣く泣く引き返し、山手通りを下る。途中かむろ坂下から武蔵小山までのお客さんを乗せ、22時前にシナネンに到着。
シナネンからは天王洲アイル方向に出てみる。すると天王洲アイルの待機列がなく、ビルから飛び出して来たお客さんの手が挙る。田町のヴィラ・フォンテーヌまで。途中海岸通りでは何度も手が挙る。そこで引き返してみたら、もう誰もいない(笑)。それでも、やはり夜の海岸通りは意外と良いということを再確認。
第一京浜で大門に戻り、周辺を回ってみようとしたらお客さん、ザ・プリンス・パークタワー東京(〃)まで。車寄せ周辺にはおそらく結婚式帰りと思われる人の群れ。並んでみようかとも思ったけど、既にずらりと空車が待機していたのでパス。もう一度浜松町駅に並ぼうと行ってみたら、今度は待機列ができていたのでパス。通り過ぎようとしたら、待機列の一番後ろの少し後方、モノレールの駅の出口で手が挙る。月島まで。ここで疲れを感じて、晴海に行って車を停めて横になる。うつらうつらしながら割増開始の音を聞き、23時半に再開。
晴海通りを銀座方向に流したら、東銀座駅入口でお客さん、麻布十番まで。ここで0時になる。0時の営収は3万8千円。ガス補給のロスがあったものの、それなりに良い数字。これなら深夜のお客さん次第では5万円を超えられる。俄然元気になる。
麻布十番からはけやき坂経由で西麻布へ。ところが西麻布交差点はまるでゴーストタウン。お客さんもいないし空車もいない。六本木へ移動すると、やはりお客さんも空車も少ない。交差点の待機列もまばら。ぐるぐる回ってみても手は挙らず、ふと気が付くと交差点角の待機列が0台になっている。いつもは並ばない自分だけど、今日は「どうぞ」と言われているような気がして着けてみる。10分でお客さん、新川の茅場町パールホテルまで。水天宮を回って新大橋通り~八重洲通り~中央通りと流し、ついでに東京駅八重洲口に並ぼうと思ったら中央通りの銀座3丁目でお客さん、築地まで。再び戻って東京駅へ。
列は鍛冶橋交差点までも届いていないし、それなりに流れている。時間は1時過ぎ、終電はもう終わっているから、残っているお客さんを乗せられるかどうかが勝負というところ。ところが、乗り場に入る直前の信号でぴたっと動かなくなる。やっと入ると、そこには固まってしまった空車の群れが…。順番からして自分は待機列の内側(乗り場側)になり、途中で抜けられなくなりそうだったので、後ろの車の人に先に入ってもらうようお願いして外側に並ぶ。その人曰く「俺らはあぶれたかもね」。まあ、そんな感じだった。一応10分待って1台も動かなかったので離脱。すると有楽橋でコンビニ弁当の袋を持った若者グループの手が挙っている。前を走る某無線グループの車はあからさまにパス。自分もちょっと警戒したものの(車内で飲食されて汚されると困るから)、特に酔っぱらっている様子でもなかったので止める。
「助かったっすよー。五反田経由で池上お願いします。」
これほど着け待ちをやめて良かったと思ったこともない(笑)。内堀通り~六本木通り~飯倉片町~古川橋~桜田通り~第二京浜で、30分ほどで6千5百円ほどの営収になる。第二京浜は戻りも時間がかかる&お客さんが期待できないのが難点だけど、道がまっすぐで乗り心地がいいので自分は気に入っている。戻りは西五反田から山手線沿いに目黒へ、そこから恵比寿へと流して最終的に六本木に戻ってきたのが2時半。東京駅を出てから1時間経ってしまったけど気分は上々。
六本木では相変わらず交差点ががら空きだったので着けてみる。ところが近くに停めている他の車のドライバーが車から降りて煙草を吸っていたりする。かなり暇そうな雰囲気を感じて即離脱。と、六本木通りを溜池方向に少し下ったところで手が挙る。中板橋まで。外堀通り~牛込中央通り~音羽通り~首都高高架下を通って川越街道へ。5千円少々になり、営収が5万円を超えたので気楽になる。
池袋へ戻って西口をぐるぐる流してみるものの、要所要所を空車に押さえられて空振りに終わる。明治通りで新宿を目指し、ふと高田馬場へ寄ろうと高戸橋を右折して山手線のガードの手前で左折しようと思ったところにお客さん、「さいたまの外環の手前まで」。おお、これは1万円くらいいくか?と一瞬思ったものの、銀座から外環の外まででも1万円いかなかったことを思い出す。聖母病院わきの坂を上がって山手通りに出て、そのままひたすらまっすぐ進む。戸田橋の手前で4千円少々と、意外と伸びない。そのまま17号線をまっすぐ北上して到着、6千円少々に。これで税込6万円になった。あと消費税分だけやれたらなあと、298号~新大宮バイパス~松月院通りで成増へ行ってみる。ここは意外なロングが出ると言われているところ。帰庫まで残り2時間、所沢あたりなら十分行ける(笑)
しかし、駅と周辺を回ってみるもスカ。光が丘公園で休憩し、その後近くを流したらお客さん、日大板橋病院まで。ここで時間になり、回送に入れる。途中スーツケースを押して駅に向かう人を何人か見た。大江戸線が開通して、このあたりからの羽田・成田行きはがっくり減ったらしい。まあ、金額が違いすぎるからしょうがないか…。
本日は34回6万円ちょうど、チップは300円いただきました。日曜日にしてはいい数字、というか今までを振り返ると土曜日は散々なのに対して日曜日は自分なりに良い結果が残せている。客を奪い合うのが苦手な自分にとっては、ライバルが少ない日曜のほうが仕事がしやすい気がするけど、一般的には土曜日のほうがましとされているから、一体どちらなのかよくわからない。何度か試してみようか。
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