9/11(火)は朝から雨。自分の車が決まったからには思い切ったことをしてみようということで、11時半に出庫。帰庫は7時半、夜明けまで営業できる。まるでナイトの人みたいだ(笑)。どこの会社でもこういうことができるわけではないらしいので、ある意味有利かもしれない。
営業所に行ってみるとメーター器が新しいものに替っていたので、マニュアルを読んで操作方法を確認する。今日は営業時間中にメーター検査を受けなくてはならない。メーカーの工場と東京都の検査場に寄って簡単なチェックを受けるだけのことだけど、受付時間が決まっているのでいつでもというわけにはいかない。ある程度場所を考えながら営業することにする。
さて、朝の課題の都心への入り方。今日はまっすぐ都心へ向かうのではなく、一旦環七に出て外周方向に流してみる。と、近くの病院へのお客さん。案外いいかも?と引き続き環七を流そうとしたら都心へのお客さん。また次回試してみよう。
都心に入ったところでまずガス補給に向かう。自分の車が決まってからガス補給が自由になったので、こういうこともできる。補給後メーターのメーカーの工場に寄って15分ほどで検査を済ませて営業を再開すると、いきなり土砂降りの雨。視界が悪いのでゆっくり流していると、傘をぶんぶん振り回して手を挙げているお客さん。乗せると、もう3台も気付かずに通り過ぎたとのこと。確かに20m先も見えないほどだから、普通に流していたら気付かなかっただろう。目的地では次のお客さん、近くの駅まで。このお客さんにも同じことを言われた。空車は結構いるのにお客さんとすれ違っている感じ。
四谷あたりにいたので赤坂見附経由で新橋方面を目指すと、溜池の先でお客さん、霞ヶ関ビルのタクシー乗り場まで。たった50mほどを歩くのが嫌になったとか。タクシー乗り場にはお客さんの行列ができていて、降車後お金を整理する間もなくお客さん、有楽町まで。雨がひどいときは通りを流しているよりタクシー乗り場をまわったほうが良いのかもしれない。銀座4丁目から銀座通りに入ってすぐにお客さん、浜松町経由高輪まで。お店の女の子とお客さんという感じで、お客さんがチケットを置いて先に降り、女の子を乗せて品川へ向かう。第一京浜から品川税務署へ上がる坂は20時まで右折禁止なのでどう行けばいいかと考えていたら、ホテルパシフィックの敷地の中を通って坂道に出る方法を教えてもらった。(良いかどうかは別として)
高輪からは品川駅前に出て第一京浜を浜松町方向に流す。手が挙がらなかったのでそのまま竹芝の検査場へ。10分もかからず終わり、これにてメーター検査は完了。ここまで来たらビッグサイトに行くしかないということで、竹芝桟橋~日の出桟橋をチェックしつつレインボー下道経由で有明へ。16時過ぎ、タクシープールには20台ほど。この時点での営収は9千円少々。
営収の区切りは、普段なら「昼休憩まで」「夕方~夜の休憩まで」「割増まで」という感じで、それぞれ1万円、2万円、3万円というのがまずまずのパターンだけど、今日は勝手が違う。一応5時間刻みで16時過ぎ、21時過ぎ、あとは0時過ぎくらいで区切ればいいのか?とすると16時過ぎで1万円弱ならまあまあ。
さて、ビッグサイトには休憩するつもりで行ったものの、そこそこ動いて25分ほどで先頭に。「代々木上原まで、早いコースで」。台場から高速利用、4号の代々木にするか3号の渋谷にするかで迷ったけど、やはり大回りは避けようということで渋谷を提案。でも渋滞を考えると代々木経由のほうが安かったかも?高速代別で4660円也。
代々木上原からは駅を一回りしてUターンして表参道へ。お客さんはいそうでいない。根津美術館から西麻布交差点へ抜けて交差点を天現寺橋方面へ曲がったところでお客さん、飯倉交差点近くまで。そこでまたお客さん、ニューオータニまで、急ぎで。桜田通りが大渋滞だったのでホテルオークラ~アメリカ大使館~特許庁コースで行ったけど、こちらもかなりの渋滞。すっきり抜けられる道はないものか。
紀尾井町から永田町~財務省上を通って内幸町交差点の直進車線で止まったら横断歩道からお客さん、八丁堀まで。左折して日比谷通り~晴海通りを指示されたものの、すぐそばの交番のお巡りさんがうるさいと聞いていたのでその旨を説明し、直進して新幸橋ガード下を過ぎで外堀通りを左折して花椿通りを右折、昭和通りを左折して晴海通りを過ぎて銀座東3丁目を右折。
八丁堀からは銀座ソニービルへのお客さん。外堀通りを流してみるもお客さんはなし。19時前、皆さん店に入っている時間なのか。新橋駅前の乗り場をチェックしてから汐留に行こうとしたら、空車がゼロでお客さんが待っていたので入ってみる。豊洲まで。ここまで来たらということで本日2回目のビッグサイト。空車は5台しかいないけど、お客さんは全くいない(笑)。時間は19時過ぎ、確かイベントが18時までだったからまだまだ期待できたはずなのに、何か情報が間違っていたかも。他の車も次々に離脱してしまい、いつのまにか先頭に。あと5分待って帰ろうと思っていたところにお客さん、佃まで。有明から空車で帰るのは虚しいから助かった。
さて、佃島からは首都高の京橋入口を目指す。前回の代行輸送で行き過ぎてしまった入口をちゃんと見ておこうということで、行ってみると、まあわかりやすいこと(笑)。東京駅からなら外堀通りの有楽橋の手前の角から桜通りに入ってまっすぐでOKか。
ここまで来たので東京駅八重洲口に並んでみることに。前回は数寄屋橋から並んだけど、今回は前回横から割り込まれたような感じを受けたマロニエ通りから行ってみる。と、同じようにマロニエ通りから八重洲口の列に並ぶ空車が多数。これでいいのか。
約20分待って乗り場に入ると、前の車はスーツケースを持った3人組。羽田か成田へ行くのか、それとも家へ帰るのかなどと考えつつ寄せたら、自分の車にも大きめのキャスター付きバッグの女性が!
「インターコンチネンタルホテルお願いします」
「えーと、インターコンチネンタルホテルは幾つかありますが」
「え?わからないんでちょっと聞いてみます、待っててもらっていいですか」
「どうぞどうぞ。」
乗り場では邪魔になるので、少し前進して止める。インターコンチネンタルといえば竹芝だろうけど、以前に悩んだANAインターコンチネンタルの可能性もあるし、ひょっとしたら横浜かもしれない(笑)。横浜だったらいいのにな、などと思いながら待っていると、どうやらメールで問い合せているらしい。メール…
「すいません、とにかくインターコンチネンタルなんですよ」
「はあ、でもそれぞれ全然場所が違うので間違って行くとえらいことになりますよ」
「うーん、ちょっと待ってください、3分待って返事がなかったら降ります」
降りるといっても、もう乗り場からは離れているので、並んだ時間は無駄に…
「煙草吸っていいですか?」
「すみません、目的地が決まってメーターを入れるまではちょっとご遠慮いただけますか」
「…はあ」
反射的に断ってしまったけど、一度乗せた以上はお客さんなんだから、断ってはいけなかったのかもしれない。行先不明瞭といってもほぼ竹芝で間違いないだろう。でも、その時はどうもおかしな客だと思えてしまったし、見込みで竹芝に行くわけにもいかないし、乗り場の近くでもたもたしているのも嫌だった。その上いきなり煙草?すると、そのことが気に入らなかったようで、
「やっぱりいいです、降ります」
と言って降りてしまった。うん、それでいい。タクシーには目的地をはっきりさせてから乗ってほしい。しかし、戻って列の途中に割り込もうにもうまくタイミングがつかめず、結局その場を離れて並び直すことに。多分、行先が決まる前に動いたのがそもそもの間違いだったんだろう。でも後ろに迷惑がかかるし…
再び並ぶと今度は流れが悪い。30分ほど待って先頭に。白河まで。途中葛西橋通りの下り車線で何度も手が挙がっていたので、深川まで引き返してUターンしてみるものの、既にお客さんはなし。うーん、難しいなあ。茅場町まで引き返したところでまた土砂降りになり、ワイパーを最速にしたところでお客さん、飯田橋まで。戻って大手門交差点を大手町方面に入ったところでお客さん、江東区千石まで。もう一度東京駅ということで並ぶと20分で先頭に、門前仲町まで、途中荷物を取りに寄って、待っている時間も含めて2500円に。雨の中疲れていたのでちょうどいい休憩になった。ここで0時を過ぎる。営収は約3万円。あと7時間もやれることを考えると十分な数字だ。
0時台には東京駅へ並ぼうとしていたらマロニエ通りでお客さん、松濤まで。そこで次のお客さん、池の上駅まで。1時になり、109近くまで戻ったところでお客さん、中延まで。第二京浜で古川橋まで戻り、近くの仮設トイレで一服して西麻布へ行こうとしたら広尾駅近くでお客さん、ホテルオークラ近くまで。ここで2時になる。営収は4万円弱になったので、帰庫までにあと1万円できたら上出来。気楽になったので一休みして六本木へ向かう。
ところが六本木は相変わらずの空車の嵐。雨のせいか人が少なく、ぱっと見たところいつもの活気がない。赤坂に行っても空車の長い列。そこで人がいた渋谷に行ってみるものの、もう閑散としている。では新宿ということで山手通り経由で西新宿へ。あちこちうろついてみたもののやっぱり人がいない。1時間以上お客さんがなく、眠くなってくる。それでも頑張って、以前何度かお客さんを乗せた青梅街道下り線を軸に流していると、成子天神下でサラリーマンの団体が。中野富士見町~荻窪経由武蔵関までで5千円少々に。戻って今度は東口をうろうろ。すると新宿2丁目付近でお客さん。
「えーと、羽田空港の…」
(おお!やったか!)
「高速バスの乗り場まで。」
(ガクッ!!)
西新宿の京王向かいの高速バス乗り場まで、660円也。再び東口に戻って歌舞伎町に入ってみると西武新宿まで突き当たったところでお客さん、ミロードの入口までで660円也。時間は5時を過ぎている。行き交う人々は、これから新宿で働くのだろうと思われる、作業服やカジュアルな格好の人が多い。これは期待できないなということで休憩し、ふと、ホテルでも回ってみるかと思い、一番近かった京王プラザの裏手に行く。
信号が赤になって止まっていると、中からスーツ姿の人が出てくる。歩行者用信号が点滅し始めたらその人が走り出したので、ああ駅に行くんだなと思って見ていると、信号が赤になってもまだ走ってこちらに近付いてくる。これはお客さんだ。ハザードを入れ、雨が降っているので早めにドアをフルオープンして待つ。すると、
「羽田空港の…」
(お?)
「第二ターミナルお願いします」
(ヤッター!!)
何と本当に早朝の羽田行きをゲットしてしまった。嬉しくて思わずお客さんにお礼を言ってしまう(笑)。乗車場所から信号で1回止まっただけで、あとはガラガラの首都高をノンストップで羽田に到着、25分ほどで8千円に。時間効率でいえば文句なしに最高のパターン。この時点で6時前、もう一度戻って営業することも可能だったけど、気分が良かったのでそのまま帰庫することに。いろんなことがあったけど最後に笑った一日だった。
本日の営収は27回5万3千円、チップは60円でした。
<半ナイト作戦の是非>
思いっきり遅く出庫して朝までやる作戦は、一応は成功したけど、やっぱり3時を過ぎると当たり外れが大きすぎる気がするし、5時にもなると新宿あたりで流していてもなかなかお客さんを見つけられなかった。人の動きからいっても当然のことだろうけど。
ただ、5時前後になるとホテルに着けている車もいなくなっていた(京王プラザには1台しかいなかった)から、それなりにチャンスはあるのかもしれない。また試してみよう。
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